百人一首を漫画で紹介するシリーズ
[42番] 契りきな かたみに袖を ぼりつつ 末の松山 波こさじとは (清原元輔)
[42番] 契りきな かたみに袖を ぼりつつ 末の松山 波こさじとは (清原元輔)
清原元輔は清少納言の父です。
元輔には、祭りに参加して落馬し、冠が落ちて禿げ頭があわらになり、
見物人に笑われたことに対し、むきになって怒っていたという逸話があります。
とはいえ、清少納言が父の名を汚さないために歌をやめたといわれるほど、名声高い歌人なのです。
かんたん現代語訳
契りきな
固く約束しましたよね
かたみに
お互いに
袖をしぼりつつ
(涙で濡れた)袖をしぼりながら
末の松山
末の松山を
波こさじとは
波が越えることはないように、永遠に心変わりすることはないと
とんでも意訳
二人の愛は永遠だって言ったよね?心変わりなんてありえないよ!