百人一首を漫画で紹介するシリーズ
[82番] 思ひわび さても命は あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり (道因法師)
[82番] 思ひわび さても命は あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり (道因法師)
道因法師は歌に対して強い執着心を持っており、
毎月神社にお参りしては歌が上手くなるよう願っていました。
ある歌合せで2敗3分の判定に納得のいかない道因法師は、
審判をしていた藤原清輔に文句の手紙を送ったと言われています。
かんたん現代語訳
思ひわび
あなたを思い、つらさを嘆いている
さても命は
そうは言っても命は
あるものを
あって生きているのに
憂きにたへぬは
つらさに耐えきれていないのは
涙なりけり
涙である
とんでも意訳
たいしたことないと思ってたのに、体は正直だな。